うまい!
まっこと、うまい!
旬には旬の肴がいいですよね。皆さんも大好きな旬の肴があると思います。
季節を感じて、なお美味しいって、嬉しいですね✨
土佐の夏に欠かせない食材のひとつが、これ!「りゅうきゅう」です。
皮を剥いで、食べやすい大きさの倍くらいに切ります。くれぐれも、食べやすい大きさの「倍」くらいに切るんですよ。
それを、塩もみします。
すると、なんと言うことでしょう!
あっという間に水分が出て、半分くらいになってしまいます。
だから、食べやすい大きさの倍くらいに切るんです。
これを、冷ました出汁1: 水1でサッと洗い、ギューっと絞ります。そして、酢と少しの砂糖と柚の酢で和えます。
高知では、柚子をまるごと圧搾します。香り成分を多く含む果皮の油分も搾り取るわけです。これを「柚の酢 (ゆのす)」といい、いろいろな料理に使います。
りゅうきゅうも、青魚やジャコやワカメなど、好きなものと和えるのが一般的です。
今回は、真アジを柚の酢と塩で締めたもの、刻んだ大葉と和え、針生姜を散らしました。
りゅうきゅうのシャキシャキ食感と、香味の爽やかな香りに、アジの旨味もたっぷりで、なんとも、うまい。
しぼりたてといっても、それは昨年11月のことです。一本だけマイナス2℃で育てました。(自己満足)
色も出ていません。しぼりたての新鮮な風味を残しながらも、しっとり落ち着いた香りと幅のある味わいです。
こちらは、ありがたい戴きものです。新鮮この上なく、川魚特有の嫌な匂いもありません。淡いピンクの身にほどよく脂がのり、皮はパリパリ身はふっくらです。
外は灼熱の陽射しと焦げたような熱風ですが、風が通る日陰は心地よく、暑さもまた、うまさを引き立てます。
(クーラーのきいた室内で書いていますけど)
うまい肴に、うまい酒。
いやぁ、やっぱり、
酒をのまなはじまらん。