穏やかに呑む？日本酒 高知
喧噪のあと
年明けから
松もとれて
大寒も過ぎた
もう
梅の開花なども聞かれ
春が来るんだな
などと思いながらも
すっかり静かな
晩冬
ちょうど最盛期な
蕪
小ぶりなヤツが
呼んでたんだよ
厚めに剥いた蕪は
クシに切って
シメジ
豚バラ
と
出汁で炊く
シメジと豚バラが煮えてから
蕪を入れるんだよ
牛乳
ドボドボ
バター
10gくらい
ちょっと
塩胡椒
出汁と
牛乳・バター・塩胡椒
って
すごくうまい
蕪を煮崩さない
蕪は
食感だけじゃなく
香りも
楽しもう
酒の
穏やかな肴
汁でも
呑めちゃう
喧噪が過ぎ
寒さの中に春が兆す頃
ゆっくり
うまい土佐酒を呑むぜよ
フルパワー！
ちまたは静かでも
蔵元は
今
フルパワー！
生産力全開！
造り真っ盛り！
「 造る 」
って
莫大な経験と
長きにわたる熟練
が必要だ
その工程は
はしょって
ザッと言っても
精米
洗米
水切り
浸漬
蒸米
放熱
製麹
酒母造り
初添え
踊り
仲添え
留め添え
上槽
貯蔵
瓶詰め
などなど
蔵内や道具・機械類など
徹底して行われる洗浄も
大変な仕事だ
熟成酒から新酒まで
いろんな酒が一番そろう
春
まだまだ
蔵元の喧噪は続く
それまで
穏やかに
うまい土佐酒を
呑もうじゃないか
土佐の高知は酒の国
