炊きあわせる夏🌺と秋🍁日本酒 高知




空と雲

夏と秋




いつも夏には
夏の冷たい炊きあわせをするんだけど
今年はしなかったから
晩夏と初秋の炊きあわせ








それぞれを一緒に



夏の陽光をいっぱいに浴びた
オクラ
鰹の町で育まれた
シメジ
棚田の山里に実った
茄子
天空の高原に香った
甘唐辛子
ちょっと遠くから来た
海老



ごった煮じゃなくて
別々に炊いて盛り合わせ

各々違うおいしさだから
各々に適した料理
だって
理(ことわり)を料(はかる)だもの

そう言えば
料理も人柄を現すよね
超わかりやすい




それぞれがいい



下処理したオクラは
サッと湯がいて
熱い合わせ出汁に浸けて
そのまま冷ます
見えないところに
チョイ包丁入れとくといい


シメジは
濃いめの鰹出汁で炊いて
煮含めたら
冷めるまで放置




キメ細やかな茄子は
細かく格子包丁

甘唐辛子は
手で開いてワタと種を取って
適当な大きさに切る

茄子を合わせ出汁に
ちょっと味醂で炊いたら
そのまま冷まして
含めとく

甘唐辛子は
茄子の火を止めた熱い鍋の
隅っこに入れとけばいいよ



海老は旨煮
煮過ぎると硬くなるし
おいしさが抜けるから
要注意


煮物炊き物が好き
少し汁気のある肴が好き
そんな肴で呑む
土佐酒が好き





時々スタンダード



淡麗辛口な土佐酒も
近年は幅が広がり
淡麗なだけではない土佐酒も増えた




いろんなタイプ
いろんな味わいの
土佐酒が楽しめる


季節の炊きあわせ
この淡味で
食材の風味まで味わえる肴だと
スタンダードな土佐酒
これがいい


土佐鶴酒造 土佐鶴
辛口純米吟醸酒

銘鶴

めいかく





■使用米 あけぼの・松山三井 他
■精米歩合 50%
■日本酒度 +6
■酸度 1.5
■アミノ酸度 1.1
■アルコール度数 15度




一口目から際立つクリアな飲み口
「辛口」というが
辛いというよりも
クリアでシャープな感じ
肴を引き立て
また
酒も引き立つ

ちゃんと
土佐鶴の凄さが息づいてる
スタンダードな土佐酒

日本酒が好きなら
ぜひぜひ
先ずは呑んでほしい一本ぜよ


ありのままがいい
酒も肴も
そのままがいい

そんな酒と肴と過ごす
「時」がえいがぜよ




土佐の高知は酒の国

酒をのまなはじまらん🍶










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