美味しくて嬉しくなるには?
まっこと、美味しいお酒は嬉しい。お酒が美味しいと嬉しい。
それを知るには、3つのポイントがある。
1つ目は、造り手の情と技。
全ての原点です。
ご存知のように、酒米に麹をあわせて糖化しながら、酵母と付き合いながら発酵を促していくんですよ。(ザックリ過ぎますが)それはそれは、繊細な仕事です。
醸す酒「醸酒」と書いて「かみざけ=神酒」と読みます。
「造り」とは、それほどに尊いものなんですよ。
造り手を知ることが、そのお酒の姿を知ることに通じると思います。
2つ目は、そのお酒が、どんな酒米・酵母・水で、どんな手法で造られているか。
そのお酒のデータ、素性です。
それぞれの酒米に、それぞれの特性があります。精米歩合も影響します。
酵母にも、それぞれの特性があります。
水も、もちろんですよね。
それらの相性やバランスは、お酒の姿に大きく影響しています。
それらを知ることは、お酒を選ぶ際の大切な判断基準ではないでしょうか?
3つ目は、その酒は、どんな酒か?その酒が、どの様な管理をされているか?どの様な状態であなたに渡されているのか。
それを、渡し手に問うことです。
これは、購入する時に問うことが大切です。
このお酒の、酒米・精米歩合・酵母・仕込み水・日本酒度・酸度などは?
このお酒は、いつの搾りですか?
このお酒は、どんな保存状態ですか?
そして、
「このお酒と、どう向き合っていますか?」
それが、とても大切な点です。
これは、「渡し手」としての真価が問われる点でもある。
「ちゃんと仕事してる?」ってことだから。
心ゆくまで、問うてください。
問い倒してください。
いごっそう酒屋、
そして、やっぱり、
酒をのまなはじまらん🍶