瀧嵐 特別本醸造
人の縁、酒の縁。 歌人 吉井勇に愛され、のまれた瀧嵐
瀧嵐の中でも広く親しまれているこのお酒は、
清流仁淀川の良水を仕込み水に使用し、淡麗でスッキリした味わいに。
飲み飽きせず、喉越しにクセのない綺麗なお酒に仕上がっています。
『 瀧嵐 このうま酒を酌む時の 恋にかも似る 酔心かな 』と、
吉井勇も土佐の銘酒を愛されておりました。
吉井勇と瀧嵐 ~人の縁、酒の縁~
1886(明治19)年、鹿児島藩士吉井友実の孫として伯爵家に生まれた吉井勇は早稲田大学政治経済科を中退し、新詩社に入社。「明星」に短歌を発表して注目された歌人です。与謝野晶子や北原白秋、石川啄木らと時代を共にした勇ですが、家庭内の不和や実家の没落なども重なって、失意と人間不信にさいなまれた時期がありました。
しかし、知人らの協力で高知県香北町猪野々に草庵「渓鬼(けいき)荘」を構え、ほぼ自給自足の生活を送った約三年間で酒と湯と山里の素朴な人情にも救われ、見事な復活を遂げたと言われています。
高知の生活の中で勇は高知酒造㈱六代目・九代目の社長(伊野部昌一)の父・伊野部恒吉を酒麻呂と呼び、親しくしていました。勇が猪野々の地に心惹かれ草庵をここに作りたいと恒吉に話した時も、ちょうど酒蔵の裏手にあった隠居所を取り壊すので、その古材木を持っていって建てたらどうかと譲り、それが土台となって渓鬼荘ができたということです。
恒吉と酒の縁による歌を数多く残している吉井勇。なかでもこの歌から『 瀧嵐 このうま酒を酌む時の 恋にかも似る 酔心かな 』瀧嵐をこよなく愛したことがよく伝わってきます。
種別 | 特別本醸造 |
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使用米 | アケボノ |
精米歩合 | 60% |
日本酒度 | +5.0 |
酸度 | 1.3 |
アミノ酸度 | ー |
使用酵母 | ー |
アルコール度数 | 15~16度 |
おすすめの飲み方
熱燗 | ぬる燗 | 常温 | 冷やし |
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