熱くしてくれ。日本酒 高知




白い柔肌を




「熱くしておくれ」
「熱いのをたのむ」
「熱いの点けてくれ」

古典とか時代劇が好きなもんだから
こんなセリフに反応する

「熱いの」
「熱くする」
のは
酒だけじゃなくて
料理にも言われる注文だ

なかでも
古典にもよく出てくるのが
これだ



昆布で出汁を引いてね

グラグラ煮出しちゃいけないよ

沸騰させずに
出汁を「引く」

そこへ
白い柔肌のなめらかなヤツ

ジックリ
熱くしていくんだ

そう

湯豆腐だ


遊び上がりの朝帰りに
お代をもらいについてくる手代と
朝飯を食おうってんで
朝から湯豆腐で酒を呑みながら
飯を食う

思い浮かべる
そんな場面も
また
酒の肴



オレンジ白菜
これ
うまいんだよ

ちょいと入れちゃおう



いただきものの
デカい椎茸

傘が開いてるから
早く食べよう




長葱
なかったけど
やっぱり
香味に
葱はほしい



ふつうに

になった気がする

ゆっくり
熱く熱くして
全部が混然一体になったら
柚子チリ酢(ポン酢)で
酒の肴ぜよ



熱くしておくれ!
あと
土佐酒
こじゃんと呑むぜよ








熱くしても冷たくしても





土佐酒の強みの1つって
熱くしても
冷たくしても
こじゃんとうまい
だと思う

これは
土佐特有の
おきゃく文化が育んだ
土佐酒の特性でもある

つまり
年中
たくさん
おいしく
呑みたいってことぜよ




寒いけど
熱いのやりながら?
熱い肴で
冷たくしたのを?
どっちも
こじゃんとうまいぜよ




土佐の高知は酒の国

酒をのまなはじまらん🍶



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