二合（360ml）って、ちょうどいい飲み切りサイズ。緊急事態につき、お願いです。日本酒高知

2020/03/27

高知の春の風物詩

ドロメ

生シラスのこと
今が旬真っ盛り

ドロメと言えば
高木酒造「豊能梅」の郷
香南市赤岡の砂浜で毎年開催される
恒例の

ドロメ祭り

酒一升大杯の早飲みが名物の祭
大勢の人が昼間から砂浜で
「おきゃく（宴会）」する
酒はもちろん

高木酒造

豊能梅

4月最終日曜に地元赤岡の浜で開催される「土佐赤岡どろめ祭り」の大杯に注がれる酒
すっきりと淡麗辛口土佐の酒
これぞ「豊能梅」が守り続ける伝統の酒質
皿鉢料理にはやっぱりこれ！
冷やしても常温でも燗でも楽しみいただけます

しかし・・・
そうです・・・😢

今年のドロメ祭りは中止

それに伴い
大問題が発生

高木酒造Facebookより

テレビや新聞にも載りました様に、今年4月26日開催予定でした「第63回土佐赤岡どろめ祭り」は中止が決定しました。
3月より酒イベントがことごとく中止になり、宴会自粛で酒類業界は大変厳しい状況になっております。
その中での、どろめ祭り中止は、小さな酒蔵の弊社にとっては大きな一撃となっています。
売り上げもそうですが、困っているのはどろめ祭りのテント席で飲まれる「豊能梅　楽鶯二合瓶」の扱いです。
二合瓶は県外の方々には珍しいと聞いたことがあります。
昔の土佐の宴会は一合瓶では間に合わず、二合瓶を燗にすることが結構ありました。
近年は殆ど流通してなくて、どろめ祭り専用サイズのようになっています。
これから酒屋さんなどに一時的なお取り扱いのお願いをすることになりますので、お店等で見かけたらご協力よろしくお願いします。

また、コロナに勝つには、個々の免疫力を高める事も重要です。
発酵食品が免疫力を高める事は経験と近年の研究が示すところでもあります。
地酒は麹、酵母の高度な平行複発酵、地元の米、水、気候と人知がハーモニーを奏でて生まれます。
この機会に「地酒で晩酌」へのご協力を何卒よろしくお願いいたします。

今年は、六代目新杜氏の新酒が大変良い出来で仕上がっています。
アピールの場はことごとく失ってしまいましたが、「地酒で晩酌」によって豊能梅の魅力を知って頂くと共に皆様の活力に貢献できれば幸甚に存じます。

高木酒造五代目
高木直之談