温々しよう。日本酒 高知
朝晩がメッキリ肌寒くなってきた
すると思い出すのは・・・
落語の「付き馬」で朝から食うのが「湯豆腐」
梅安の彦次郎さんの「豆腐だけの湯豆腐」
鬼平で時次郎の「雨の湯豆腐」
「人肌恋しくなる秋にはこれに限る」と
剣客商売で秋山小兵衛に言わせたのが
不二楼長次の「餡かけ豆腐」
素人の横好き
江戸屈指の料理人長次の足元を目指して
温々豆腐をやってみた
餡かけ豆腐
絹ごしに葱と生姜
出汁・味醂・醤油
味噌は入れない
葛は無いから片栗粉
葱の甘味と香りが出汁を引き立てる
温々でホッコリする
肌寒さが温々を美味しくする
いろいろ無いから良さが際立つ
結局は落語や時代劇好きなだけかも?
だけど・・・
料理と一緒にその場面や雰囲気も味わいたい
そこが醍醐味だったりする
そろそろ
ぬる燗もいいね