高知の54番目。日本酒 高知
かつて「吟醸酒ブーム」と言われ酒が人気を博したころ、
西日本各地で山田錦の栽培に挑戦した時期があったのです。
最高峰の酒米を地元で栽培したい。
そんな思いは、みんな同じ。
でも、栽培環境が合わずうまくいかなかった。
高知も、そうだった。
山田錦の産地は、兵庫県。
穏やかな瀬戸内の気候に育ちます。
背が高く、大粒で籾(もみ)が落ちやすい。
太平洋の気候では、倒れる!籾が落ちる!
独自に最高の酒米を作りたい!
大変な努力で、酒米の交配・育成をしたんですよ。
各地で素晴らしい酒米ができた!
高知もできました。
山田錦を母に、ヒノヒカリを父に、
高知で開発育成された54番目の米。
開発名「高育54号」
背を少し低く、少し小粒に。
真っ直ぐな酒質に上がります。
高育54号で最初に醸造したのは
酔鯨酒造。
その酒は開発名をもらい、
「高育54号」となったのです。
高育54号は、後に「吟の夢」と名付けられました。
酔鯨酒造「土佐蔵」
吟の夢精米歩合50%
純米吟醸「高育54号」
醸造中です。
真っ直ぐ正統派の味わい。
30by新酒生酒、登場します。
高知を代表する酒米
「高育54号」の酒。
ぜひ!!!
やっぱり
酒をのまなはじまらん🍶