温まるゴボウ達とか。日本酒 高知




食材と

「食性」

季節と生き物と食材
これれらの関係は
まったくよくできていて
「理」にかなってる

と言うか
その季節その時にある物
それしか食べる物がないのが自然で
そうして生きながらえてきてる

絶妙なバランスの自然界に生きる
全ての生き物がそうで
「ヒト」も例外じゃない

生きて来た地域
食べ続けてきた食材
生活環境に対応して進化した身体
それらが健康と密接に関わってる

たとえば・・・

日本人は
少ない穀物や木の実などから
余すこと無く栄養素を吸収するために
腸が長くなった

春の山菜の苦味は
冬に代謝が低下していた身体の
デトックスを促す

エスキモーの身体は
野菜からでなく生肉から
ビタミン類を摂る

遊牧民のほとんどは
乳成分を代謝する酵素を持つが
成人日本人では
この酵素を持つ者はごくわずか


これらは一例で
地域環境や生活特性によって
食材と身体の関係があり
それを「食性」と言う




寒い時は

「温」の食材

動植物全般に
寒い時期は代謝が落ちる
「ヒト」は機能低下しちゃう
免疫力も落ちちゃうよ
だから
身体を温める必要がある

寒い時の食材って
大根・ゴボウ・レンコン・芋・・・
土の下の物が多い
これらは「温」の食材で
身体を温める性質がある

寒い時は温まらなきゃ
寒い時の食材は温める性質

よくできてるでしょ?
これが自然なんだけど




鍋は薬膳

今日の酒の肴は


ゴボウ牛鍋


「温」のゴボウ
栄養素豊富なニンニク葉


「冷」の牛肉も熱を入れて
「冷」の効果を消す
料理して食材の特性を変えるのも
漢方で言う「修治(しゅうち)」のひとつ
料理って
「理(ことわり)」を「料(はかる)」
「料(はかり)理(おさめる)」

豆腐も熱々でうまいよ



小鍋の中で
それぞれの効果が渾然一体
まさに
薬膳

先人の知恵が
驚異的に素晴らしい




酒もまた

アルコールは「冷」
蒸留酒は「特に冷」
醸造酒は「やや温」
日本酒は「割と温」

ねぇー!
理にかなってる

昔は
夏でもぬる燗
だから
「ヒヤでくれ!」
なんて言い方がある
「暑い時は熱い物」
これも
理にかなってる

寒くなるともちろん
燗をつける
燗も修治のひとつ

理にかなってる


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何にも難しくない

その時にある物を
それがおいしい食べ方で食べ
そんな肴で
その時においしい温度で酒を呑む

自然の中で
無理をしない

そうすると自然は
無限においしさをくれるよ😋🎵

酒もまた同じく
日本人の食性に沿ってる
「国酒(こくしゅ)」
だからね

熱いうちに
グッとやっとうせ😉👍


土佐の高知は酒の国

酒をのまなはじまらん🍶




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