鍋だ!鍋!!鍋!!!日本酒 高知





おーさむ!





大寒
だってよ

いっちばん
寒い頃

大寒というなら
やっぱり

だよねぇ~





コネるぞ!

剥き海老
すり身


薄力粉


砂糖

グッチャグッチャ

コネまくり

ネバリが出るまでコネたら
出汁に落として
下煮しとく




豆腐

抜き菜
白菜




ありきたりの
鱈(たら)

まぁ
こんなこともある






白子もいっちゃえ

鱈の親子鍋?




海老すり身団子の煮汁

追い出汁


醤油

そして
点火

火がある
湯気が立つ
って
しあわせな気分





なにげに
抜き菜がうまい

それぞれのうま味が
まったり混ざりあって
出汁でも呑める!

呑める?

そうじゃ
そうじゃ

鍋をつつきもって
うまい土佐酒を呑むぜよ






親子かぁ・・・




親子といえば
酒米も!

酒造りに適した組成であることは
もちろん
風土や栽培環境に合っているか?
どんな酒を造りたいか?
など
さまざまな要件が求められる

新しい酒米は
交配して開発するんだけど
これが
長い長い苦難の道なのよ


高知の酒米を代表するのが
高知で育成された54番目の酒米
育成名「高育54号」
酒米名「吟の夢(ぎんのゆめ)」
母は「山田錦」
父が飯米の「ヒノヒカリ」

澄んだ呑み口と
清々しいキレが魅力なのが
育成名「高育63号」
酒米名「風鳴子(かぜなるこ)」
母は「露葉風(つゆはかぜ)」
父が新潟酒28号「一本〆」

高知の酒米で一番新しいのが
育成名「高育酒80号」
酒米名「土佐麗(とさうらら)」
母は風鳴子などの派生米
父は飯米の「ヒトメボレ」


親子の特性が
酒姿に反映される
数奇な縁ぜよ



土佐酒では
新しい酒米を最初に醸造した蔵が
商品名として育成名をもらえる
その他の蔵は
酒米名は商品名にできるが
育成名を商品名としては使えない


高育54号は
酔鯨酒造「酔鯨」に

高育63号は
亀泉酒造「亀泉」に

高育酒80号は
仙頭酒造場「土佐しらぎく」に

それぞれ
ある


酒米によって違う
味わいや呑み口
それも
また
土佐酒の楽しみのひとつぜよ




土佐の高知は酒の国

酒をのまなはじまらん🍶










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